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大学4年次、2018年5月からNHKWorld番組制作会社「オフィス天野」のアシスタントディレクター&プロデューサーのインターンをしている。

〈わたしの役割〉

強みである英語を武器に NHK World「Direct Talk」の制作に関わり、企画提案を書く、リサーチ、ロケ同行、翻訳、納品までの業務を務める。数ヶ月でフリーのプロデューサーやディレクターをまとめ、引っ張っていくポジションまで登りつめた。「堀場明子」と「ビネシュ・シンハ」の番組は自分が企画を提案し、採択され、放送された。常に求められていることに対しプラス1の仕事をすることを心がけており、プロデューサーやディレクターにお褒めの言葉をいただく。


〈制作に携わった番組〉

1. 日本の布で世界を包むテキスタイルデザイナー〜須藤玲子~

2018年国立新美術館で『こいのぼりなう!』が開催された。布で作られた300を超える鯉のぼりを担当したのが須藤玲子。テキスタイルのお店「NUNO」の創立者である。


2. クラシック音楽の喜び〜パーヴォ・ヤルヴィ〜

2015年にNHK交響楽団の首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。N響が89年の歴史の中で持たなかった「首席指揮者」というポストに初めて迎えた初代・指揮者。


3. 音楽と共に〜フランシスコ・ニュネズ〜

NYにある子供の合唱団Young People’s Chorus of New York Cityの創立者。世界でも珍しい人種様々な合唱団。


4. 紛争地に光を 〜堀場明子〜

アジア各地で起きている紛争や武力衝突の現場に飛び込み、暴力を止め、和平合意形成に導くための活動をしている堀場明子。


5. 廃油を富に〜ビネシュ・シンハ〜

廃棄物を減らし環境を改善する新しいエネルギービジネスを始めたマレーシアの若きFatHopes Energy CEOのビネシュ・シンハ。

大学3年次に1年間、アメリカのニューヨークの近くRutgers Universityに留学をした。

専攻はメディア。特に趣味である映画学を学んだ。

「コラージュ作りからそのアイディアを映画にする」という授業を受けた。


バングラデシュの女性たちのドキュメンタリーを見た直後の宿題だった。女性たちは、売春をするしか稼ぐ道がなくて、死にたいと口を揃えて言っていたことに衝撃を受けた。その国では女性というものを「性」的な生き物としか見られていなく、同じ女性として悲しかった。

まずは、そのアイディアをコラージュにした。あえて、人をあまり使わずに、フルーツや花などで見立てて表現した。例:バナナ=男性


<コラージュ紹介>

20枚以上コラージュを作成。以下はその一部である。

<映画>

その後、短編映画を制作した。タイトルは『release me』

バングラデシュの女性たちが力を得て、悩みから解き離れる瞬間までをイメージした。

⚠︎売春婦と男をテーマにした映画なので、かなりセクシュアルな内容になっています。


<評価>

教授やその授業を履修していたアメリカ人の学生から定評で、クラスの中で1番をいただいた。映画を通して、女性の扱われ方が見直された。



2年次の1年間、PATRA magazineという20代女性向けメディアの動画制作のインターンをした。


<PATRAとは?>

PATRA magazineは、メイク・DIY・美容・ファッション・トレンド情報など女性が気になる情報を全て動画で配信する動画マガジン。Instagramを中心にYoutube,Facebook,アプリなどで動画を配信する。


<私の任務>

企画・材料集め・撮影・編集・文章作成・投稿全てを任され、週3本制作。課題は、動画の視聴者とフォロワーを増やし、そのメディアに広告を入れたい企業の獲得であった。常に流行や最新情報に目を向け、視聴者のニーズを研究し、どうしたら多くの人の興味を引けるコンテンツを作り出せるかを試行錯誤した。


<私が制作した動画例>

若者間でスマホの悩みがあることに気づき、「知って得するLINEの裏技4選」という動画を作成すると、71万回の再生回数を達成。プチプラ×コスメという掛け合わせも人気が出ることに気づき「使えなくなった化粧品を捨てないで!復活法4選」の動画は64万人にリーチ。

以下は、Youtubeに投稿した私が制作したコンテンツである。


<業績>

社内エディター中で最も人気のある動画を多く作成し、表彰された。1年間でinstagram2→8万人、youtubeチャンネル登録数1→4万人まで成長させる事に貢献できた。カメラでの撮影やPhotoshop, Premiere編集の技術面や、企画、発想能力において大きく成長できた経験である。


<Youtubeリンク>